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屋根材の種類とそれぞれの特徴とリフォーム方法について


    屋根は劣化していることになかなか気づけないので、いつの間にかひどく傷んでいたという事も少なくありません。 屋根材にはいくつか種類があり、材質により耐久性も異なります。 そのため、選ぶ際は耐久性をチェックしておかなければなりません。 剥がれや割れに気がつかず放置すると、余計に老朽を早めてしまうので要注意です。  


1.屋根材の種類

屋根材には日本瓦やストレート、セメント、ガルバリウムなどいくつか種類があります。 住宅によって劣化にばらつきがあるのは資材が異なるからです。 劣化するスピードが違うとリフォーム時期も異なります。 できるだけリフォームの頻度を少なくしたいのであれば、長持ちする屋根材を選択しましょう。 日本瓦は昔から普及していた屋根材の1つです。 趣があり、和風の住宅のシンボルでもあります。 ただ、最近は洋風の住宅が増えるにつれ、需要も少なくなりました。 瓦屋根の特徴は耐久性の高さです。 破損がない限り約50年から100年程度持つので、暮らしている間メンテナンスは不要になります。 ただ、割れたり落下すると補修が必要です。 瓦屋根は重量があり、それを住宅の構造で支える事になります。 そのため建物自体がしっかりしていなければなりません。  

2.最近普及している屋根材ガルバリウム

屋根にはさまざまな種類がありますが、近年増加している屋根材がガルバリウムです。 メリットはなんといっても頑丈なことでしょう。 丈夫でしっかりしているので、リフォーム頻度も比較的少なく済みます。 また、錆びに強いことも利点です。 雨に濡れて錆びる心配はほとんどないでしょう。 ただ、傷がついた部分が錆びることもあります。 その場合は修復が必要になるので注意が必要です。 ガルバリウムは丈夫で長持ちする屋根材ですが、 日本瓦と違って老朽するので定期的なリフォームが必要になります。  

3.リフォーム方法

リフォーム方法にも種類があり、代表的なのが葺き替え工法とカバー工法、塗装の3パターンです。 葺き替え工法は屋根自体を撤去し、新しい屋根を張り替えます。 工事のトータル費用は最も高価になりますが、 老朽した屋根が一新することで住宅を長持ちさせる事にもつながります。 カバー工法は名の通り既存の屋根の上に新しい屋根がつけられます。 既存の屋根にプラスされるために重くなり、住宅に負担をかけますが、 撤去の必要がないのでトータル費用を抑えられるのがメリットです。 塗装は塗料を屋根に塗装します。 傷んでいる部分を補修した後に施すので、見た目は張り替えたようにきれいになります。 塗装リフォームで使用される塗料はウレタンやシリコン、フッ素などありそれぞれ耐久性に差があります。 暮らしている環境にもよりますが、耐久性はウレタンが約7年から10年程度、 シリコンが約10年から15年程度とフッ素が約15年から20年程度です。 リフォームを何度しても構わないので、その場の費用をできるだけ安く抑えたい場合はウレタン、 少し高額でもリフォームの頻度を少なくしたいのであればフッ素を選びましょう。 また、外壁塗装と屋根のリフォームの時期がほとんど同時であれば、セットでおこなうのがおすすめです。 屋根のリフォームと外壁塗装の現場では足場が使われ、費用もわりと高額になります。 別々でおこなってその度に足場の費用をかけるより、セットでおこなえばお得です。  

まとめ

屋根材で代表的なのが日本瓦とガルバリウムです。 資材により耐久性も異なり、日本瓦は耐久性が高く、 暮らしている間はメンテナンスの必要はないと言われています。 ガルバリウムのリフォームは葺き替え工法とカバー工法、塗装の3つあるので、 状況に合った方法を選びましょう。 塗装の場合は塗料により耐久性にばらつきがあるのでチェックが必要になります。