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金属サイディングの種類と特徴


 

 

板状になっているサイディングは、施工がスムーズで工期が短縮できるのが利点です。
気軽にリフォームできることから、多くの住宅で取り入れられています。
サイディングには種類があり、中でも金属サイディングは長持ちする素材です。
割れにくさや耐久性など利点が多くさまざまな分野で活躍の場を広げています。

 


1.金属サイディングの種類

サイディングは施工が比較的簡単にできるのが魅力です。
多くの場所で利用されているのが窯業サイディングで、国内で高い人気を誇っています。
そのほかに樹脂サイディングや木質サイディングなどありますが、特に優れているのが金属サイディングです。
金属サイディングは工事の際に専門的な知識が必要になり、
板金技術者でないと施工できないという特別な条件もあります。
金属サイディングの中にも種類があり、代表的なのがアルミやステンレス、ガルバリウム鋼板です。
特にポピュラーなのがガルバリウム鋼板で、多くの現場で用いられています。
ガルバリウム鋼板の良い点は耐久性の高さです。
ほかの素材は衝撃などで割れや亀裂がおこることもありますが、金属サイディングにはその心配がありません。
また、素材に吸収された水分が凍りにくいことも金属サイディングの利点です。
水分が吸収され凍ってしまうと資材自体脆くなりますが、この素材を選べばいくらか安心できます。
ステンレスは錆びに強く、アルミニウムは軽量でしっかりしているのがメリットです。
錆びにくさ、耐久性を重視するなら、金属サイディングを検討すると良いでしょう。

 

2.金属サイディングのメリット

金属サイディングは、熱に強いというメリットもあります。
熱の影響を受けて弱くなる素材もありますが、金属サイディングなら熱のダメージに耐えられます。
軽量であることも金属サイディングの特徴です。
金属と聞くと重さがあることを想像しますが、窯業サイディングに比べると軽量になります。
重さで言えば約3分の1です。
また、耐久年数は金属サイディングも窯業サイディングも約30年程度から約40年程度と同じくらいになりますが、
メンテナンスの回数が少ないのが利点です。
窯業サイディングはおおよそ7年程度に1度メンテナンスが必要なのに対し、
金属サイディングは、約10年程度から約15年程度に1度メンテナンスをすればOKです。
ただ、長持ちするからといってメンテナンスを怠るのはNGです。
素材を維持するためにも、定期的なチェックは欠かせません。
そして、デザイン性の高さも金属サイディングのメリットです。
モダンでスタイリッシュな見た目は、洗練された印象を与えます。
オシャレで美しい外壁は、訪れる人の目を引くことでしょう。

 

3.施工の種類

金属サイディングには施工方法の種類が2パターンあります。
1つがカバー工法で、既存の資材の上に新しい金属サイディングを張り付けられます。
撤去の費用がかからないために、トータル費用を安く抑えられるのが良い点です。
施工費用は規模にもよりますが、約150万円程度から約250万円程度の間になります。
張り替え工法は、既存の資材を剥がして撤去し、その上に新しい金属サイディングを張り付けます。
古い資材がなくなり一新できるのが利点です。
既存の資材の傷みが激しい場合はこちらの工法が適切と言えます。
費用は撤去費用がかかる分高くなるので、約200万円程度から約300万円程度の間です。

 

金属サイディングにはアルミニウムやステンレスがありますが、特にポピュラーなのがガルバリウム鋼板です。
熱に強くメンテナンスが楽、軽量など利点が多く、さまざまな建物に使用されています。
また、施工方法が2パターンあり、費用や状況に合った方法を選ぶのが基本です。