屋根工事 雨漏りを防げ!そのタイミングをしっかり確認!
屋根も劣化をするために、屋根工事が必要になります。
屋根工事を放置してしまうと、さまざまなトラブルになります。劣化の主な原因は、経年劣化になりますが、それだけでなく藻やカビの発生、瓦のズレなども考えられます。
このサインは屋根工事のタイミングにもなるので、確認しましょう。
屋根工事のタイミングは?
知らない内に屋根裏では雨漏りが発生しているかもしれません。
柱や梁に雨染みができていたなんてことも決して少なくありません。
屋根のメンテナンスのタイミングについてまず考えてみましょう。
セメント瓦やガルバリウム鋼板は10年以上持ちがあるのに対して、トタンや一般的な屋根の素材として流通するスレート屋根の場合は、新築でも7〜8年程度で塗り替えが必要だと言われています。
これは塗料の持ちが10年程度しか持たないということです。
屋根工事といっても、新築から7〜8年で雨漏りするケースはマレです。
屋根工事のファーストステップとしてまずは屋根塗装を行います。
雨漏りさせないために屋根材をコートさせる役割をもう一度果たすためです。
その塗料の耐用年数が一般的には7〜10年程度なので、まずは屋根塗装を行うタイミングを知っておきましょう。
ちなみに、流通量の多いスレート屋根の寿命は20年程度とされています。
しかしあくまでも目安であり、劣化が起きた場合には耐久年数に関わらず寿命も早くなってしまいます。
どんな材質であれ、長持ちさせるには定期的なメンテナンスを行うことも大切です。
屋根塗装しないとどうなる?
屋根工事のひとつとして定期的に屋根塗装を行うのですが、タイミングを図ることなく放置してしまうと塗膜が劣化します。
屋根は、紫外線や雨風をダイレクトに受けることから、屋根材そのものが傷む原因になります。
欠け、割れ、反りあがってしまうこともあります。
屋根塗装の役割は屋根が劣化しないように保護することにあります。
しかし、前述の通り塗装は7〜10年程度で紫外線や雨風によって劣化して保護機能が失われてしまいます。
失われると屋根材そのものの劣化が急速に進み、最悪の場合、建物内部にも影響が出てしまい、リフォーム費用が多額になる可能性もあります。
屋根工事の必要性
屋根は、夏や冬の過酷な環境にさらされています。外壁と比べても劣化スピードは早く、また外壁と異なり中々見えない高い場所にあります。
劣化していることに気付きにくく、大きな損害につながることが非常に多いのが実状です。
そのような事態を防ぐためにも、定期的なメンテナンスや補修となる屋根工事が必要になります。
ではいち早く屋根材の劣化を見抜くには、どうすればいいのでしょう。
タイミングを図るうえで重要になるサインについて確認しましょう。
屋根工事のタイミングとなるサインについて
瓦のひび割れ
瓦屋根の場合には、瓦のひび割れが屋根工事のタイミングになります。
このひび割れを放置してしまうと、瓦が滑落したり、台風や地震によって瓦がズレたり、飛んで落ちてしまうということもあります。
そこから下地が露わになれば、雨漏りが発生してしまう最悪の事態になってしまう可能性もあります。
苔・藻・カビの発生
屋根工事のタイミングとして分かりやすいサインになるのが、苔、藻、カビです。雨水や湿気により発生します。
早急に屋根工事となる塗装をする必要はありませんが、塗膜の劣化が始まっているので早めに施工をしたほうが安心できます。
このタイミングをさらに放置すると、屋根そのものの耐久性が悪化してしまい、結果、雨漏りの原因となるので注意深く観察しておきましょう。
まとめ
屋根工事のタイミングは塗装の劣化時期にあたります。
そのため、屋根塗装をまずは相談しましょう。
雨漏りが発生してしまうのは、この塗装による塗膜の劣化を放置してしまうからです。
タイミングとして新築から7〜10年ですが、状態によるところも大きいので必ず、専門業者に相談することをおすすめします。