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屋根工事でも工程表が利用される!基本的なスケジュールを紹介!

工事の工程表といえばコンクリートを利用したり、鉄骨を使うような土木工事で利用するイメージの方が多いのではないでしょうか。

しかし、屋根工事も大掛かりな工事の一つのため工程表を準備し、そのスケジュールに沿って住宅などの建物へ施工しています。

 

今回は、屋根工事の基本的なスケジュールについて工程表をもとに紹介していきましょう。

 

屋根工事の工程表は様々な工事で用いられる

一言でいえば一日で完結しないすべての屋根工事に工程表が用いられているといえるでしょう。
もちろん業者によっては、一日で完結するような工事であっても工程表を用いることが少なくありません。

 

むしろ工程表なしで屋根工事を手掛けている業者は、かなり危険といえるでしょう。

次の項目では、工程表が必ずつくられるであろう屋根の葺き替え工事の基本的な工程を解説します。

 

屋根工事の葺き替え工事の基本的な工程7ステップ


屋根工事の葺き替え工事では次のようなステップで工事が施工されていきます。

 

1・足場組立

2・屋根撤去

3・下地板設置

4・防水シート設置

5・新規屋根設置

6・板金工事

7・足場撤去

 

これらのステップを踏むことで屋根工事が進められ、工程表でもすべてではないものの記載されています。

 

具体的な屋根の葺き替え工程を紹介

最初に行われるのが足場の組み立てです。
外壁の塗装以外でも足場がないと屋根材を運んだり、屋根にスムーズにアクセスできないため、足場を組む必要があります。

 

この足場組立と並行してほこりや汚れが飛ばないように「養生」を張っていきます。
この工程は半日程度を予定し、工程表に記載されているのが基本です。

 

次に屋根の撤去工事が行われます。
足場から職人が屋根にアクセスして、既存の屋根を撤去していきます。

 

具体的にはもともとある屋根材を取り除いて、足場を通じて下ろしていき処分する作業です。
テレビアンテナも設置されているので、それを考慮して対処します。

 

雨漏りの危険が最も高い工程になるので工程表でも非常に短時間で行われることが少なくありません。
ここでは、とにかく大人数で一気に進める傾向があります。

 

3ステップ目は、下地板設置です。

屋根の葺き替えといっても屋根の全てを取り払うわけではありません。既存の下地の上から下地板を増し張りしていく作業が施されます。
これは、工程表でもほとんど記載されず数時間で行われることが多くあります。

 

4ステップ目は防水シートの設置です。

下地板に防水シートを敷いていき雨が入るのを防ぎます。
実はこの工程も非常に短時間で行われ、3ステップ目の工事とあわせても半日程度で施工できるのが目的です。

 

5ステップ目は大きな工事で新規屋根の設置になります。

 

屋根を葺くだけでなく、横から雨が入らないように板金などで隙間を覆って行くため、工程表でも数日以上のスケジュールで記載されることが多い傾向です。

どんな小規模な工事でも1日以上かかり、長い場合は1週間程度この工程が行われます。

 

6ステップ目は仕上げの板金工事です。

 

雨が入らないように板金を設置し、雪が多い地域では雪止めと呼ばれる金具も設置していきます。
この工事も手間をかけて行うので、工程表でも最低丸一日この工程に費やしています。

 

長い場合は数日に及ぶ工程です。
ここまで完成すると、屋根工事の葺き替えは完了です。
最後に足場を撤去し、片付けをして工事が終了します。

 

注意点としては、施工業者が屋根工事業者から足場工事業者にバトンタッチするので、数日あくことがあります。
作業自体は設置と同じく半日程度で完了します。

 

まとめ

屋根工事の工程表も、他の工事同様に存在します。
しかし、工程によっては短時間で行ってしまうものも多いため、工程表にはまとめて記載されることもあります。

 

こういった工程をチェックして工事の進み具合を依頼者側から見るのも良いかもしれません。