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屋根工事を依頼する前に!工期を知ってスケジュールを予測しよう

屋根のリフォームや塗装、修理など屋根工事には様々な工事があります。


それぞれの工事を依頼したものの、一体どの程度の工期がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、屋根工事の工期について解説していきます。

 

目安となる屋根工事の工期


最初に屋根工事の工期について、工法ごとにその目安を紹介しましょう。
1.屋根の修理 1~3日
2.屋根の塗装 5~8日


3.屋根のカバー工事 1~7日
4.屋根の葺き替え 3~14日
5.(参考)足場工事 仮設1日 解体1日

 

これら5つのポイントについてそれぞれ解説をしていきます。

 

屋根の修理工事は短期で工事できる


屋根の修理工事は1~3日で工事できます。

主な工事として野地板の補修、棟板金の補修、棟瓦の取り直しといったものが挙げられます。

 

まず、屋根材を剥がした際に野地板と呼ばれる板が出てきますが、ここの部分が破損していた場合は2日程度で修理可能です。

屋根と屋根の間にある棟板金も風で破損することも多く、この部分も修理の対象になり、必要な日数は1日あるいは2日あれば施工可能です。


ただし、屋根が大きい場合は2日が目安になります。

瓦屋根の場合、部分補修として棟瓦の取り直しがあります。


これは、既存の棟瓦(瓦屋根のてっぺんの部分)を解体して新しい漆喰を積み直します。

この工事の場合は3日程度あれば工事が完了します。

このほか、小規模な屋根材の補修であれば、いずれも2日以内に工事が完了するでしょう。

 

屋根塗装は工期が比較的長い


屋根工事の中には屋根の塗装のし直しといった工事もあります。

この工事は工期が比較的長く5~8日です。

補修や足場組、洗浄など塗装自体の作業も多いのが理由です。

屋根塗装の日数として、最初に足場組立に1日かかります。

 

様々な器具や塗料を運ぶため、足場がないと作業できないため、必須の作業といえるでしょう。

足場が組めたら高圧洗浄を行いますが、乾く時間も計算して丸1日が工期の目安です。

 

ここまで出来たら下地調整や補修を行います。

また、屋根材同士が塗料で癒着しないようにタスぺーサーと呼ばれる器具を設置していくこともあります。

この塗装前の作業も1日かかります。

 

作業が完成したら下塗り、中塗り、上塗りと屋根塗装に必要な一連の作業を行っていく屋根塗装のメイン作業です。

このメイン作業には2日程度かかります。


そして塗装が完了したら、足場の解体に1日かかって完了です。

屋根の大きさや天候によって日数が変化するので、余裕をもって7~10日目安にみておきましょう。

 

屋根カバーや屋根の葺き直しは日数がかかる


屋根工事の中でも大規模なものとして挙げられるのは、屋根カバー工事と屋根の葺き直しです。

これらは、大きな屋根材を屋根の上に持っていったり、あるいは古い屋根を取り除いたりといった工事が行われるので、どうしても時間がかかります。


ただ、小規模な屋根部分、例えば平屋の比較的屋根の面積が狭く、作業がしやすい住宅であれば3日程度でできます。

一方で、屋根の形が複雑だったり、屋根が広い家だったり、3階建ての家だった場合は屋根工事の工期はおのずと伸びてしまうので注意しましょう。


場合によっては2週間程度かかります。

 

まとめ


屋根工事の工期は、1日で済むものから2週間程度を要するものまであります。

ただ、必要な工期をあらかじめ知っておくことで自分たちの予定を考えることもできることや近所のあいさつ回りでも日数が伝えやすいので便利です。


ただ、急な天候の変化で作業に影響が出たり、業者によっても日数が前後することもあるので、その点は注意しましょう。